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ハルジオンの咲く頃

乃木坂46

道を歩いていて、この花を見ると

いつもこの季節になると思い出す人がいる。

 

 

一番真ん中にいるタイプではなかったけれど、

つねに雰囲気にとけこんで、笑顔でいた。

 

人間関係の揉め事があるとみんな決まって相談していた。

 

落ち着いていて、怒ったり、人の悪口を言ったりすることがなくて。

 

特別、場を盛り上げたりするわけではないのに、

いないととても物足りなくて、不安になって。

いてくれると、なんだかとても嬉しくて。

 

ずっと同じ場所にいられないのはわかっている。

でも同じ場所にいてほしかった。

 

いなくなってしまうことに、気づかないふりをしていた。

気づきたくなかった。

 

あの花を見るたびに思い出す。

あの花が枯れても思い出す。

 

いつもどこかでがんばっているんだと。

 

何かあれば連絡をとりたいけれども、

なんだかためらうような。

 

話をすれば安心できて、うれしくなるのはわかっているけど

とっておきな気がして。

 

気づいたときに、しっかりと気持ちを伝えた。

やっぱり笑顔で受け止めてくれた。

 

 

さあ ここから また歩きだそう。


乃木坂46 『ハルジオンが咲く頃』Short Ver.