おいでシャンプーを聞くと泣きたくなるのはなぜだろう。

乃木坂46 2ndシングル 「おいでシャンプー

 

この曲を今聞くと なぜだか泣きたくなってしまいます。

最初に聞いたときは、「おぉ いかにもアイドルっぽい曲だな」くらいにしか

思っていなかったのですが。

 

おいでシャンプー

 

夏のある日、プール掃除をしながら

じゃれあっているうちに

それが恋だと気づいてしまう。

家に帰ってもその娘のことを思って

夢でも会えたらと。

胸がざわざわするような初恋の切なさを歌った曲です。

夏の日差しと彼女の笑顔が眩しいほどに

自分の中で鮮明に輝き、

瞳を閉じてもその強く鮮やかな風景が何ども蘇ってくる。

そんな感じです。

 

その歌詞の一節の

プール掃除の時にホースで虹をつくる

という場面は

AKB48君のことが好きだから」のPVの

指原のシーンがリンクしているという話もあります。

 

まさに学生生活の一日を切り取った

青春っぽい曲です。

 

実際のPVでは、ドラマチックではなく

人形のように踊るダンスシーンがメインとなっています。

 

そんなさわやかな曲ですが

最近の卒業ラッシュやある意味ではアイドルとして

表現がうまくなってしまった今の乃木坂を見ながら聞くと

なんだか切なくなってしまいます。

 

アイドルとして、表現者として

切なさを切ない表情で演じれてしまうようになってしまった今の彼女たち

当時はまだそんな技量もなく、

PVの中でも無邪気にこの曲を歌っています。

ただ、その無邪気な笑顔の裏にある

潔く清々しい程の切なさは

当時の彼女たちにしか醸し出せないものだと感じます。

 

彼女たちは悩みは抱えながらも

まだ前に進むことだけを強く思い

素人と玄人の狭間で一生懸命だった、

それを今見ると感じてしまいます。

 

イントロの音が流れただけで

涙腺崩壊してしまいそうになる一曲です。

 

 


乃木坂46 『おいでシャンプー』Short Ver.