鍵のかかった部屋

鍵のかかった部屋

を久しぶりに見た。

 

このドラマ個人的にかなり好きなドラマなので何度も見ている。

 

特に最終回が好き。

 

玉木宏が犯人役で出ているのだけれど、

ほかのどのドラマの玉木宏よりかっこいいと思う外見である。

 

役柄もぴったりで、なんとなく本当に切なくなる犯人である。

 

そして最後犯人を追い詰めたあと、嵐の大野君扮する榎本が言った

 

「前後左右、それか上下まで、ガラスに囲まれているように見えます。

僕はガラスの箱に閉じ込められるのはごめんです。

たとえ向こう側に行けないとしても自由でいたいんです。」

 

という言葉。

 

これはなにげにかなり深い言葉だなと思う。

価値観や生き方を比喩して言っているのだが

榎本にとっての幸せというか、最も大事にすべきもの

は自由であるということ。

 

どれだけ安全で、幸せに見えても、それはもしかしたらカゴの中の鳥、

ガラスの箱の中で、飛び出せずに生き続ける人間でしかないということ。

 

 

生かされているのではなく、生きているという実感を感じて

生きること。その重要性を端的に述べているような気がする。

 

まあ何はともあれ、このドラマおもしろかったので、

またやらないかなと密かに思っている。