今更ながら 劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD を見ての感想

2か月くらい前に見ていたんだけども。

 

おっさんずラブを見て感じたこと。


このドラマと映画を見て、なぜか結婚っていいなと思ってしまった。
いや、正確に言えば、喧嘩したとしても、色々うまくいかなかったとしても、価値観が絶対的に合うわけじゃなくても、味方になる人がいるっていいなと思った。
単純に言ってしまえば、サラリーマン同士の恋愛ということになるのかもしれないけれど、このストーリはそれだけでは全然なくて。

表情をコロコロと変える天真爛漫な春田は、とても魅力的なんだけど、それに気づいていなくて(気づかないのが魅力でもあるのだけれど)、一番めちゃくちゃそうなんだけど、実は周りが振り回されていて。

でも周りの人に対しての物言いが素直だから、みんな春田を好きになる。

そんな人に愛されている春田は、「普通」というものを受け入れる幅がどんどん広がっていく。
その中で、一緒にいたいという人を自分自身で決めていく。
素直な気持ちと向き合えばば向き合うほど、嫉妬とかわがままがでてくるのだけれども、それは、その場所が「普通」になっているからであって。
なんとも自然に、偏見とか差別とかを飛び越えていく。

そして残るのは素直な気持ちのみになっていく。
そうやって生きたいと憧れてしまう。